MAP > エムウェブ9のつくりかた

すべてをここから始め、ここで終わらせる巨大なワンボディ。 情報を、ここに集め、ここを起点とし、ここで完結する「しくみ」で経営をまわす。 販売、仕入、受発注、精算、在庫、給与計算‥‥等々、 うじゃうじゃと散乱しがちな企業活動の業務処理を、 ひとつのデータベースに一元集約化しようという開発思想にもとづくERPライクなシステム。 それがエムウェブ。

チュートリアル初日──2時間

まずはキャシェー(Caché)のインストールから。
はじめはクライアント環境のみ。
キャシェーとは何か?
ということなどについては、
インターシステムズジャパンのサイトなどで大まかに確認しておいてください。
インストールが完了すると、
ウインドウズのタスクバーにグレーの立方体(ランチャー)が出てきます。
(開発環境までインストールしたら青色。)
ランチャー
これをクリックして各種作業を開始します。

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2回めまでにやっておきたいこと

いまはCaché ObjectScriptという名前がついていますが、
かつてはマンプス(Mumps)という言語でした。
これをインターシステムズが仕様拡張して、
自社製品としたものです。
マンプスはのちにM言語(M Language)と呼ばれたこともあり、
それがエムトーンの社名の由来ともなっています。
エムウェブは、
まだCaché ObjectScriptが存在しなかった時代に生まれましたので、
グローバル変数の扱いもネイティブなマンプスそのものです。
オブジェクト指向ではないのし、
ゆえにクラス定義もありません。
言語としてのマンプスに愛着があるので、
このチュートリアルの中でもマンプスと呼ぶことがあります。
マンプスのコマンドは異常にカンタンで強力なので、
わずか数時間のレッスンで実用的なルーチンを書くことができます。
ただしエムウェブ9はウェブアプリケーションなので、
HTMLの理解(スタイルシートを含む)が必須になります。
プログラマーと言語のあいだにも相性というものがあるでしょうが、
マンプスはある意味、
非常に個性の強い言語です。

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チュートリアル2日め──2時間

ここまでに独学独習して、
言語習得が進んでいたらけっこうなことですが、
何も自習してないとしてもかまいません。
ブラウザを立ち上げて、
前回お知らせしたURL、ID、パスワード等の情報を使って、
エムウェブ9にログインしてください。
次に、
前回やったとおり、
ターミナルとスタジオを軌道してください。
いま仮に、
当社で割り当てたユーザコードが XYZ だったとしますと、
スタジオでは、 Ctrl+O のキーボードショートカットで、
ファイルを開くウィザードが立ち上がったら、
「ファイル名」欄で oXYZ* と入力(※自身のユーザコードと置き換え)してください。
半角アスタリスク * は、
おなじみのワイルドカードで、
ルーチン名の先頭が oXYZ のルーチンだけが表示されます。
当社であらかじめ、
^oXYZMN^oXYZMN を用意しているので、
この2つが表示されるはずです。
スタジオ

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