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アプリなんていくつもいらない。コンセプトは「社内ポータル」。
ファイルに名前つけてフォルダに入れて‥‥みたいな、そんな面倒なことは少ないほうがいい。
ブラウザだけ立ち上げておいて、クリックしてリンクをたどれば、すべて仕事が片づく。
そんなオール・イン・ワンなしくみが理想。それならやっぱりWebアプリ、ブラウザじゃないとね。
大量のデータ入力をブラウザで実現する意味
まずはじめに、
一般論として「ブラウザの弱点」とされている処理をヒアリングしてみますと、
代表的なものは、
- ページ遷移やカーソル移動がのらくらしていて処理に時間がかかる
- キーボード操作できないので大量データ入力に向いていない
- 印刷機能が貧弱で納品書や請求書が出せない
の3点ですね。
中小企業の自社専用システムといえば、
やはり「アクセス」(マイクロソフト)で作成されるケースが多いようで、
その操作性に比べるとブラウザは効率が悪いということになっています。
この概念をくつがえし、
ブラウザでもしっかり高速大量データ入力を実現させました。
こだわったのは、
昔ながらの
キーボード操作中心主義です。
日々の売上、受発注、生産といった
1日あたり数100単位のデータ入力を捌いていくためには、
GUI(グラフィカルユーザインターフェース)の便利さは堅持しつつも、
キーボードをメインとした操作をブラウザでも実現するしかないだろうというコンセプトです。
しかもそれを独占的な特殊技術ではなく、
シンプルでクラシックな JavaScript コマンドでコーディングしてますので、
ごてごてと重苦しいプラグインも何もなく、
きわめて安定的にスッキリ軽く動きます。
とはいえマスター参照時にはネット経由でサーバとのやりとりが発生しますから、
一瞬の「もたつき感」があるのは否めません。
しかし、
ボタン類などについてもよけいな画像データ送受信をほぼ排除し、
ほとんどプレーンなテキストだけの処理に留めていますので、
ブラウザ操作上の体感速度としては他に例のない最高水準と言えるでしょう。
ブラウザによる売上データの複数一括入力画面(いちばん上の図)で、
実際に入力処理を行う際のイメージが下の図です。
カレンダーやマスター参照ウインドウがパカパカ開くという点では、
「アクセス」等で作成されたアプリと比べても何ら遜色ありません。
これらの入力のすべてが、
マウスを使わなくてもキーボードだけで完結できる
という点、
そこに共鳴していただける方、少なくないはずです。
最後にもういちど言わせてください(≡^∇^≡)
キーボードだけで動かせる。
大量データ入出力が完結する。
そんなマニアックなところにこだわったクラウドは、
おそらく
他にないのではないでしょうか。