MAP事業のごあんない > 単調な事務作業から思考を解放するのだっ

事務処理の能率を下げている元凶は「転記」。 二度手間の典型ですね。ここでいう転記とは、総勘定元帳や補助元帳を作成するために会計データを帳簿上で写すことだけを指すのではありません。 すでにデジタルな活字になっている数字を、 もう1回どっか別のところに打ち直すという作業全般を指します。
老プログラマの遺言

単調な事務作業から思考を解放するのだっ


あなたは、
自社の情報処理力に満足ですか。
満足なら‥‥
なにも申しますまい。
それはよかった。
おめでとうございます。
あなたにとって大事な数字を、
ストレスなく見ることができるかどうかっていう話なんですけど、
できてるならひとまずOKです。
売上でも経費でもいいんですが、
あっちにある数字を、
こっちのワークシートに入力し直して、
出した合計をまた別の社員さんが、
別のワークシートに入力し直して‥‥みたいな、
いわゆる
転記
っていう処理に相当する作業に、
手間と時間をかけすぎていませんか。
あなたが知らないだけで、
事務担当の社員さんは、
利益を1円も生まないムダな作業に、
手を取られているのではないですかね。
たとえば──
販売管理の担当者が、
請求書を発行し、
得意先からの入金をチェックして、
売掛金の残高を管理しています。
そこでいったん、
預貯金に関わるお金の入力が発生してます。
でもきっともう1回、
経理担当者が入金に関する仕訳データを入力し、
通帳と照らし合わせて残高チェックしています。
いちばん典型的な
二度手間(にどでま)
です。
ダブルチェックっていうのは、
いいことなんですけど、
1回の入力を2人が別々に確認するなら
それはダブルチェック(再点検)ですからOKです。
別々に入力して別々にチェックしてるなら、
ただのムダなんです。
>うちみたいな小さい会社は、
>販売担当も経理担当もあらへん。
>ひとりがどっちもやってる。

──とすれば、
お気の毒さまですが、
ひとりで二度手間やってるだけかもしれません。
それがムダだとも感じずに、
そうするしかないもんだと思いこんで、
延々とムダな作業を続けているんです。
そんなこんなで、
わたしのプログラマ歴は20年を優に超えました。
クラウド

ERP
っていう用語がなかったころから、
クラウドERPみたいなもん

つくりつづけてきました。
あっちの数字をこっちにももう1回っていう、
二度手間

減らすために、
です。
いちばん減らしたいのは
転記
です。
総勘定元帳や補助元帳を作成するための転記
だけを指すのではありません。
すでにデジタルな活字になっている数字を、
もう1回どっか別のところに打ち直す

という作業全般を意味する転記です。
>わたし、打ち直しはしてないですぅ~。
>コピペだったらしてますけどぉ。

いや、ですからぁ‥‥
それも転記のうち!
1日の入力作業のうち、
転記が9割を締める事務員さんも珍しくありませんよね。
創造性の高い企業を目指すなら、
社員さんに創造性の低い仕事を強いるのは止めましょう。
ムダな転記を減らす
のではありません。
転記っていうのは、
そもそもムダなんだっていう前提
で考えてください。
すいません。
むずかしい専門用語の解説は、
また別のページでやらせていただきますけど、
情報っていうのは数字だけを指してるんじゃないんですけど、
とにかく、
情報処理力がイマイチだなって感じたら、
わたしを呼んでください。
はりまの王の供の者
ですよ。
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